
ブログ1記事の文字数の目安はどれくらい?
SEOにも影響するの?
こんな疑問に答えます。
結論を言うと、「ブログの文字数に正解はない」です。
SEO的に「〇〇文字以上がベスト!」なんて決まりはありません。
大事なのは、検索してきた読者が「知りたいことがちゃんと書かれているかどうか」です。
とはいえ、文字数が多い記事が上位表示されている傾向があるのも事実。
そこでこの記事では、文字数の目安やSEOと文字数の関係などを分かりやすく解説します。
「結局どれくらい書けばいいの?」という悩みがスッキリするはずです!


そうたろう
- ブログ歴1年3か月
- 80記事以上投稿
(別サイト・現在非公開の記事も含む) - アドセンス・アフィリエイトで毎月収益発生中
- SEO検定1級~4級全て所持
記事の書き方については、以下の記事で詳しく解説していますので、よかったら参考にてしてみてください。
【結論】ブログの文字数に正解はない


「ブログの記事は何文字くらい書けばいいの?」
と気になる人は多いですが、実際、記事の文字数に明確な正解はありません。
上位表示されている記事の多くは長文であることも事実です。
以下の2点解説します。
- 文字数がSEOに直接影響するわけではない
- 検索意図を満たすことが最優先
文字数がSEOに直接影響するわけではない
「SEOに強い記事は◯◯文字以上必要」
なんて話を聞いたことがあるかもしれませんが、実はこれは 間違い です。
Googleは過去に「文字数が検索順位を直接的に決める要因ではない」と明言しています。
GoogleのJohn Mueller氏も、過去の発言で
「単に文字数を増やすことには意味がなく、大事なのはユーザーの検索意図を満たすことだ」と述べています。
つまり、長ければいいわけじゃなく、
読者が求める情報をしっかり伝えられているかが重要 ということですね。
なので、「とりあえず長文にしよう!」と無理に文字数を増やすのは逆効果になることも。
大事なのは、読者が知りたいことをシンプルに、わかりやすく伝えること です。
検索意図を満たすことが最優先
SEOで一番大事なのは、「読者が求めている情報をしっかり提供できているか?」という点です。
どんなに長文でも、検索意図とズレていたら評価されません。
検索意図を満たしている記事の特徴は以下です。
- 読者が求める情報を的確に提供している
- 無駄な情報がなく、構成がわかりやすい
- キーワードの意図に合った情報量
- 独自の情報がある
例えば、「ブログの始め方」を知りたい人が検索したのに、
ひたすら「ブログの歴史」が書かれていたらどうでしょう?
読者は「知りたいのはコレじゃない」と感じて、すぐに離脱してしまいますよね。
だからこそ、記事を書くときは
「このキーワードで検索する人は、どんな情報を求めているのか?」 をしっかり考えることが大切です。
検索意図を満たす記事を書こうとすると、自然と必要な情報量が増えていきます。
まずは、検索する人の立場に立って、「何を知りたくて検索しているのか?」を考えること。
それが、SEO的にも読者満足度的にも、一番大事なポイントです。
なぜ上位表示される記事は文字数が多いのか?


検索結果を見てみると、上位に表示されている記事は 長文 になっていることが多いですよね。
これは、単に「文字数が多いほうがSEOに強い」というわけではなく、
検索意図を満たすために自然と情報量が増えているからです。
以下の3点解説していきます。
- 情報量が多い=検索意図を網羅しているから
- 文字数の目安は競合記事を参考にする
- 文字数を気にしすぎるのは本末転倒
情報量が多い=検索意図を網羅しているから
Googleは、「ユーザーが検索したときに最も満足できる情報を提供するページ」を評価します。
そのため、検索意図をしっかり満たしている記事ほど、結果的に情報量が増え、文字数も多くなる傾向があります。
例えば、「ブログ 文字数」というキーワードで検索する人は、
- 記事の最適な文字数の目安
- 文字数とSEOの関係
- 競合記事の文字数の調べ方
などの情報を知りたいと考えています。
こういった 読者の疑問をすべて解決しようとすると、自然と記事のボリュームが増える というわけです。
文字数の目安は競合記事を参考にする
とはいえ、「ざっくりでもいいから何文字くらい書けばいいか知りたい」
という疑問も出てくると思います。
目安としては、上位表示されている競合記事の文字数をチェックするのが有効 です。
やり方としては、
- 狙いたいキーワードで検索する
- 上位1〜10位の記事の文字数を調べる
- 平均値以上を目安にする
といった方法がおすすめです。
ただし、あくまで 競合の文字数は目安であって、
必ずしも同じくらいの文字数にしなければいけないわけではありません。
競合より短くても、内容が的確でわかりやすければ上位表示できることもあります。
なので記事を書く際は、まず
「読者の検索意図を満たすこと」を考え、競合記事と比較して文字数が少ないようであれば
「他に追加したほうがいい情報はないか?」を確認しましょう。
文字数を気にしすぎるのは本末転倒
文字数を気にする余り、無理に長文にすると、逆効果になることもあります。
- 余計な情報を詰め込みすぎて、読みにくくなる
- 結論が遠くなり、読者が離脱する
- 伝えたいことがぼやけてしまう
検索意図を満たしていない記事は、SEO的にも読者満足度的にもマイナスです。
大事なのは、読者が求めている情報をわかりやすく、適切なボリュームで提供すること。
その結果として文字数が増えるならOKですが、無理に増やす必要はありません。



シンプルで分かりやすい、かつ
情報を網羅させることを意識しましょう。
ブログ記事の文字数をカウントする方法


「この記事、何文字くらい書けてるかな?」と思ったときに、WordPressで簡単に文字数をカウントする方法があります。
競合サイトの文字数を無料ツールでサクッと調べる方法も紹介します。
- 自分の記事の文字数をWordPressで確認する方法
- 競合サイトの文字数を無料ツールでサクッと調べる方法
WordPressで文字数を確認する方法
WordPressでの文字数の確認はめっちゃ簡単です。
以下の手順で確認できます。






「文字カウント」のウィンドウを開いたまま記事を書いていけるので、
リアルタイムで文字数を確認しながら執筆を進めることができます。
無料ツールで簡単に文字数を測定する方法
競合の記事の文字数は、無料の文字カウントツールを活用すると便利です。
ここでは2つ紹介します。
- ディーボのSEOラボ
「対策ページのURL」と「対策キーワード」を入力するだけで文字数をカウントできます。 - ラッコツールズ
カウントしたい文章をコピペするだけで文字数が表示されます。
文字数のカウント方法は
「WordやGoogleドキュメントなどで確認する方法」や「Google Chromeの拡張機能を使った方法」など、
他にもいくらでもあるので、自分の一番やり易い方法で確認してみてください。



ラッコキーワードというツールの有料プランでは
競合記事の文字数を一覧で出せる機能があります。
月額数百円〜数千円で使えるので初心者にもおすすめです。


本文以外で文字数を意識すべきポイント


ブログ記事では本文の文字数だけでなく、
タイトルやメタディスクリプション、見出し(H2・H3)の文字数も意識することも大切です。
これらは 検索結果でのクリック率(CTR) や、読者の 記事の読みやすさ に大きく影響します。
文字数が適切でないと、検索エンジンや読者に正しく伝わらなかったり、
途中で切れてしまったりすることがあるため、適切な長さを意識しましょう。
以下の3点を解説していきます。
- タイトルの文字数(32文字以内が理想)
- メタディスクリプション(120文字前後が目安)
- 見出し(H2・H3)は簡潔に
タイトルの文字数(32文字以内が理想)
ブログのタイトルは、検索結果の クリック率(CTR) に直結する重要な要素です。
Googleの検索結果では、32文字前後まで しか表示されないため、
それを超えると途中で「…」と省略されてしまいます。
特にスマホでは表示される文字数が短くなるため、
できるだけ簡潔に、記事の内容が伝わるタイトルをつけること が大切です。
- 記事の内容が一目で分かる
- 主要なキーワードを自然に含める
- クリックしたくなるような魅力を出す
検索上位に表示されることがめっちゃ大事ですが、クリックされることも同じくらい大切です。
上記を意識してタイトルを付けてみてください。
メタディスクリプション(60~80文字前後が目安)
メタディスクリプションとは、検索結果のタイトル下に表示される 記事の説明文 です。
Googleの検索結果では、PCでは 120文字前後、
スマホでは 60~80文字前後 まで表示されるため、60文字以内に収めるのが理想的です。
- タイトルの内容の補足する
- 主要なキーワードを自然に含める
- クリックしたくなるような魅力を出す
メタディスクリプションは、検索エンジンのランキングには直接影響しません。
ただメタディスクリプションの内容がクリック率(CTR)には影響しますので
読者が興味を持つような魅力的な文章を書くようにしましょう。
見出し(H2・H3)は簡潔に
見出し(H2・H3)は、読者が記事をスムーズに読み進めるためのガイドとなる重要な要素です。
長すぎると要点が伝わりにくくなり、逆に短すぎると内容が曖昧になることも。
適度な長さで、記事のテーマが一目で分かる見出しを作りましょう。
適切な見出しを作るポイントは以下の通りです。
- 要点を端的にまとめる(ダラダラと長く書かない)
- 記事のテーマが伝わる言葉を選ぶ(抽象的すぎるのはNG)
- SEOを意識して適度にキーワードを含める(詰め込みすぎない)
見出しは記事全体の流れを左右する重要な要素なので、簡潔かつ分かりやすいものを心がけましょう
まとめ:大切なのは「検索意図を満たす情報量」と「読みやすさ」


ブログ記事の文字数に正解はなく、SEOに直接影響するわけでもありません。
しかし、読者の検索意図をしっかり満たそうとすると、自然と情報量が増え、結果的に文字数が多くなる傾向があります。
とはいえ、単に長く書けばいいわけではなく、重要なのは読者の疑問や悩みを的確に解決できるかどうかです。
そのため、以下のポイントを意識して記事を作成することが大切です。
- 検索意図を分析し、必要な情報を網羅する
- 冗長な表現を避け、シンプルかつ分かりやすくまとめる
- 見出しや段落を工夫して、スムーズに読み進められる構成にする
また、本文だけでなく、**タイトル・メタディスクリプション・見出し(H2・H3)**の文字数にも気を配ることで、
検索結果や記事内での視認性が向上し、より多くの読者に読んでもらいやすくなります。
結局のところ、SEOを意識しつつも、文字数にこだわりすぎず「読者にとって有益な記事」を作ることが、
結果的に検索上位を狙う近道となるでしょう!